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こんにちは、美月ココです。 この度はご来店頂きまして誠にありがとうございます。 こちらでは著書『月』の販売を致しております。 2003年文芸社より自費出版した作品で、すでの文芸社とは契約が切れております。 よって著作権も美月ココにあります。 すでに流通しておらず、書店ではご購入できません。 小説本「月」は現在、著者用として美月ココが所有している分のみしかありません。 月日が流れ、手元の本を一人でも多くの方に読んで頂けたらと思い、 こうしてメルカリShopsさんに場所をお借りして、 小説本「月」販売窓口として設けさせて頂きました。 どんなに時代が変わっても文字は色褪せないと思っております。 14歳の主人公「郁(いく)」は自分に欠けた記憶を求めて旅に出ます。 それは同時に忘れてはいけない大人たちの記憶でもあります。 誰もが通り過ぎた思春期の切なく眩しい日々は、けして昔のことではなく、 大人になった今も、皆さまの胸の奥に密かに閉じ込められているものだと、 著者は思っております。 青い表装は著者自身が希望しました。 夜の青さと、月のタイトルの金色。 こんなんじゃ目立たないと編集さんからは猛反対されたデザインです。 でも、私は聖書(バイブル)のようにしたかったんです。 著者の名前「美月ココ」も反対されました。 カタカナだと軽く思われると。 真面目な(?)小説なのに、名前で損をしてると。 当時、私の短編を読んでくださっている方々に名前を漢字にしようかと相談したら、美月ココのままがいいと反対されました。(笑) 今となっては愛おしい名前です。 本日は、当ショップにお越し頂き、目を通して頂きましたことに深く御礼申し上げます。皆様の心が少しでも動いたならば幸いです。 久し振りに読者レビューを読み、胸が熱くなりました。 皆様の大切な思い、言葉、すべてが宝物です。 一期一会。ありがとうございます。