1950年に椎名三男が創業した椎名硝子加工所の流れを汲んだ江戸切子製造工房「椎名切子」。贈り物専門として、贈る方と受ける方双方の想いを伝える「使うと楽しい江戸切子」を製造しています。国内でも職人の数が10名ほどしかいない江戸切子の技法の一つでガラスを平らにする「平切子」と、砂を吹き付けガラスを削る「サンドブラスト」、この2つの加工技術を使った唯一無二の全く新しい江戸切子を生み出しています。 グラス類の特徴として、酒器としてお酒を注ぐと底の模様が側面に広がり、ガラスの色が濃くハッキリと映ります。桜の切子などは正に桜が満開になるような仕掛けが特長です。遠方に住む方にもスマートフォンなどの画面を通じ、お酒を注ぐシーンを画像共有することも可能な時代、贈る方の想いを最大限に伝えることができます。 共感する事までが弊社作品の大きな役割であるとともに、何度注いでも変化する様は半永久的にその美しさを楽しむ事ができます。ぜひ皆様の目で、変化する様をお確かめください! また弊社では小学館様と共にプロデュースしたドラえもん50周年江戸切子や、空き瓶を江戸切子の技法を使いSDGs時代に沿ったバングルをプロデュースするなど、ガラス加工の新たな可能性も探っています。進化を続ける「江戸切子」を体感していただければと思います。