8,800
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プレス品や鋼の削り出しでの火打金が多く出回る中、鍛造の叩き出し(和式刃物の制作方法)で作ることができるのは、鍛冶屋だけです。私は鍛冶の技術を鍛冶屋の親方より習得し、火打金を作ることとなりました。 高崎市吉井町の「吉井本家」中野屋の火打ち鎌が400年間日本で独占的シェアを持っていた。 鍛造による火打ち金を200年ぶりに復刻させたプロジェクトの作品。 そして火打ち金による火花式着火方法も一般庶民の間で300年続いたことも知られていない。 中野孫三郎(明治13年1880年没)の代で中野一族の火打金の制作は終了し、 その後、野鍛冶として群馬県富岡市で「鍛冶政」として鍛造や刃物を制作した。 しかし2008年にその幕を閉じた。 中野屋最後の鍛冶職人は、その技術を後世に伝えるため門外不出の技術を世に残すため弟子を養成。 私は、そのお弟子さんより刃物を作る技術をご教授いただき、自ら鍛冶屋となった ついに完成させたのが野宿の匠の鍛造火打ち鎌シリーズです。 この群馬の誇る歴史的文化遺産を広く世界に紹介したい思いから精魂込めて作っています。 200年ぶりに復刻した中野屋の鍛造火打金。