1,000
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「梛(ナギ)の葉」をリュックやバッグに下げて持ち歩けるようにしました。 押し葉にした「梛の葉」をビニールケースに入れ、台紙には本宮町産の和紙「音無紙(熊野紙)」を使い、熊野の神使・八咫烏(ヤタガラス)をモチーフにした家紋を印刷しました。 また二重叶結びの飾り紐を付けてお守り風にしてみました。 梛(ナギ)の木は熊野のご神木です。 その葉は、熊野神のひとつ金剛童子の変化身だと考えられ、袖や笠などに付けることで魔除けとなり、熊野詣での帰りの道中を守護してくれるものと信じられました。 熊野を詣でた参詣者は、熊野三山よりそれぞれ熊野牛王法印というお札と梛の葉をいただいてから、帰途の旅に出立しました。また熊野信仰を庶民に広めた熊野比丘尼という女性宗教者は、熊野牛王法印や梛の葉を配って人々に熊野信仰を広めました。1枚の木の葉にも熊野の神様は宿ると信じられたのです。 ●原材料 梛(ナギ)の葉、音無紙(熊野紙)、ビニールケース、紐 ●サイズ ビニールケースの大きさはおよそ横が4cm、縦が8cm